赤ちゃんの初めての行事「お七夜」 祝い方やお祝い膳について
赤ちゃんの初めての行事、お七夜って?
「お七夜」とは赤ちゃんが生まれてから7日めの夜に行うお祝い。
「お七夜」とは赤ちゃんが生まれてから7日めの夜に、これからの健やかな成長を願って行うお祝いのことです。赤ちゃんにとってははじめてのお祝い行事となり、赤ちゃんの名前のお披露目の儀式「命名式」を同時に行うのが一般的です。
昔は赤ちゃんが7日を迎える前に亡くなることが多く、赤ちゃんの無事を確認する大きな節目でもありました。
また、昔は、お母さんが床上げする日ともされ、お七夜に、親戚を集めて盛大にお祝いをすることもありました。現代では、床上げは、約4週間後とされており、お母さんの体調が十分回復していない時期であるため、家族だけでゆっくりとお祝いすることも多くなりました。
命名式にどんなことをするかは、地域によって異なる場合もありますが、基本的には、命名書の披露・名付け親の紹介になります。
命名書は文房具店やネットショップなどで簡易的なものを購入することが可能です。
昔は、家族の年長者が名前を決め、命名書に書き記す風習がありましたが、
現代では、両親のどちらが書いても良いですし、祖父母にお願いしたり、書道家直筆のものをオーダーすることも可能です。命名書は、あれば神棚や床の間、なければ赤ちゃんの枕元の高い位置など目立つ所に飾ります。
お祝い膳はどんなものを用意するの?
お七夜にはお祝い膳。尾頭付きの鯛やお赤飯など縁起のよいものを中心に用意します。現代では、宅配サービスなどもあります。
決して祝い膳でなければならないという決まりはありません。退院したお母さんが食べやすいものなどを考えたり、赤ちゃんの体調を第一にして、体に無理のないようにお祝いしましょう。
形式にとらわれる必要はありません。家族や親族の方と、素敵なお七夜を過ごしましょう。
ご家族で、たくさん写真を撮ったり、赤ちゃんが大きくなったときに話してあげられる良い思い出を残せるといいですね。